2022-01-01から1年間の記事一覧
親しい人が亡くなった。私より十歳下の。先週御葬儀があり参列してきた。 ブログで駄文を弄する気にもなれず思いもまた取りとめもなく色々と彷徨う。 故人は20年近くの年月の間には同僚でもあり部下でもあった。またなによりも 共にジャズを愛好する者同士…
Youtubeをウロウロしていたらこんな掘り出し物に出くわした。スタンダード ナンバーとしてお馴染みの「Smoku Gets In Your Eyes」なのだが、これをロシア のイーゴリ・フロロフが2台のヴァイオリンのためにアレンジしたもの。原曲の メロディの品の良さを生…
まず、この楽譜を見てみよう。この間登場してもらった無伴奏パルティータの フルート譜である。典型的なバッハのスタイルが表れていると思う。たった一本 の楽器のための音符の連なりが圧倒的な音の運動性を発揮して迫る。始まったら もう音自体のエネルギー…
引き続きパルティータつながりでお時間を拝借。これ好きだなあというのを思い 出したので。同じくバッハの作品「無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013」。フルート一本で実に深遠なる音楽を現出させる逸品。古今東西の 数ある無伴奏フルー…
音もなく、ではなく音を立ててやってきた。 昨夜のこと、寝入り端にバッハのパルティータ1番が来たのだ。目をつぶると プレリュードの冒頭が脳中に湧いてきて悩ませる。何度も。それもどこかの名手 の見事な演奏としてではなく己の覚束ないやつで攻めてくる…
ついついブログの更新を先送り、というよりほったらかしにしていたら なんと一年半が経っていた。長い道草というかむしろ行方不明に近いかも しれない。新型コロナの波に呑まれないように逼塞していたという訳では ないが一応行動の不自由を満喫しつつ、また…