2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧
ガーシュイン兄弟の作った歌である。アイラとジョージ、兄が詞を書き弟が作曲した。いつの日か愛する人が現われる・・・・その時を思う心模様をしっとりと描く。1924年の作だが脚光を浴びるまで4年かかった。しかも、まずロンドンで流行、やがてパリでヒッ…
小さな島ながら英国はイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドからなる連合王国であり、かつ英連邦王国の一国であるというまことにややこしい国。実のところ、アイルランドもひっくるめて一つのイギリスだと思っている場合が多いだろうし…
今や卒業式の音楽として日本中の学校で使われているのがエルガーの行進曲「威風堂々 第1番」。大抵はトリオのメロディに乗って卒業生が式場に入場してくる。小学生に威風堂々というのも「ちょっと、少し・・・」いう感じがしないでもないが、音楽で表情もき…
ナット・キング・コールの歌で。この声と発音の明快さはなんともいえない心地よさで包んでくれるではないか。抑えた中にもにじみ出る切なさがいい。男のスターダスト代表。 一方、女性歌手となると代表は?この歌の場合、これは難しい。上手な歌手がひしめく…
今から40年前、1972年初版の中公新書。同年に毎日出版文化賞を受賞した。その後1990年以後のルワンダ動乱に伴う虐殺や大量難民の状況などをめぐる欧米メディアの報道姿勢とそれに追随する日本の報道への疑問を述べた論考「ルワンダ動乱は正しく伝…
ここのところずっと真夏日の連続で閉口した。梅雨開けどころか入りもしない内だったから体がついていかない。途中で旨いビールを飲んでどうにか持ちこたえたのであった。ともかく、「あーくたびれた」の一週間がようやく過ぎて、今日は朝からしっとりと雨模…
山菜と竹の子(根曲がり筍)採りに凝っている友人がいて、この季節になると毎週末の山通いである。しかしながら今年の山は彼の師匠である名人も首を傾げるほどの有様。「ない」のだという。これも長々と続いた寒さのせいであろうかと悲嘆にくれていたのであ…
伴奏なしのメロディ楽器一本での演奏のとき、「無伴奏」と言われる。「無伴奏チェロ組曲」「無伴奏ヴァイオリンソナタ」などなど。その題名だけで、何か相当の覚悟がいるような雰囲気が伝わってくる。ピアノの時はそう言わない。鍵盤楽器は指の数だけ一度に…
浮世で毎日を過ごしているとそれなりにいろいろのことがあって心に澱も溜まろうというものだ。彼岸に行ってしまえば気楽なのだろうが、それはそれでもうちょっと先に延ばしたいからこちら岸で頑張るしかない。となれば、心だって時々整理整頓しないといけな…
久しぶりにエントリーしようと午前中かけてせっせと書き込んでいたのに、漢字の変換を探してキーをポンと押したら全て消えてしまった。大量の文字はどこに行ったのか。しかも覚えてもいないという有様に呆然とするばかりであった。突発性の健忘である。順調…