日常

音が語る

何年かぶりの大雪でひどいことに。特に県南部は暮れから毎日の雪との格闘で まさに災害。疲労困憊だ。そうこうするうちにわが方面でもドカンときました。 暴風雪で広範囲の停電、風が収まっても雪は続く。黙ってのっそりと積もって いく。文字通り見る見るう…

年の初めの ALL OF ME

「謹賀新年」とまずは皆々様にご挨拶。旧2020年は思いのほかにゴタついた 年で世界中もれなく嵐に見舞われましたが、明けて2021年、なんとか穏やか な年にと願わずにはいられません。そんな思いで、雪の晴れ間に用事を果たしに 外に出て近くのお寺の…

風船をもらったら昔の映画を思い出した

初詣は近くの勝平神社に参拝が習慣である。町内ではないが、歩いて 程よい距離にある。道々いくつかあるお寺の掲示などを冷やかしながら 行くのも元日のルーティンである。 いかにもささやかな佇まいの勝平神社であるが、住民の日々の営みを 見守ってくれる…

小さな旅、ルパン三世、大野雄二&ジャズ

なんかこうして三つほど並べるとタイトルっぽくなるので便利である。 とはいえどっちみち暇ネタのよしなしごと、どうぞ御用とお急ぎでない 方はお立ち寄りください。 小さな旅。言うまでもなくこれはNHKの番組名で日曜日の朝8時から 放映されている。1983年4…

春よ来い 早く来い 新春招福の願いと併せて

一夜明けてお正月となりました。招福の願いを込めて迎えた元日であります。 新春とは言うものの「今日も昨日も雪の空」の秋田ですから、この「春」は 特別な文字で目に映ります。私共雪国の者には一種の幻めいた不思議な感慨 をもたらす言葉であり、春よ来い…

すっかり冬景色

昨日今日と雪の空。風も負けじと吹いております。しばらく厳しい季節が続きます。太陽の黒点の活動が弱まっているとの観測もあり、地球は冷えのサイクルに向かっていくのでしょうか。エネルギー問題がますます深刻になりそうです。あこがれの自然エネルギー…

夕焼けのぜいたく

今日の夕焼けは素晴らしかった。なにしろ久し振りの休みとあって昼寝をむさぼり、目が覚めたら午後の4時半である。あらもったいないなやと起きてうろうろする間に日が暮れてきた。外を見ると空が夕化粧。傾く日を浴びて輝く周りのビル、西を見れば雲が茜色…

This is "The Maitake".

日曜日の夕方は明日の仕事が気になりだしてそこはかとなく憂いを帯びてくるのだが、今日は違った。再び天然舞茸の到来である。先日のものを遥かに凌駕する素晴らしい大物。母校の応援歌にある「かの群小を凌駕して・・・勝ちにけり」そのものである。舞茸ハ…

天然舞茸が到来

春にはタケノコ採りの翁となる某氏、秋はキノコ採りの山男となる。ありがたいことに、つい先ほど初物の舞茸を届けてくれた。山からの直行である。「なに少しばかりだ・・・」とさりげないが、箱にかぶせた覆いを取ると立派な天然舞茸が顔を出した。受け取る…

ハイシャ復活

あらまし2週間、ブログの更新ができずにいた。理由は「歯」である。虫歯などという牧歌的なものにあらず。奥歯を半割りにして抜き、後の骨の穴を工事するという「歯周外科手術」を受けたのである。 顔にタオルを掛けられ、チョイ右を向けだの今度は左に頑張…

これぞ季節の味

山菜と竹の子(根曲がり筍)採りに凝っている友人がいて、この季節になると毎週末の山通いである。しかしながら今年の山は彼の師匠である名人も首を傾げるほどの有様。「ない」のだという。これも長々と続いた寒さのせいであろうかと悲嘆にくれていたのであ…

新緑のよろこび

ようやく初夏らしい陽気が戻ってきた。日差しを浴びて、これですよこれこれと言いつつも、時に「暑いな」と贅沢を言う。身も心もこわばりが解けていく季節になったのが嬉しい。 千秋公園もこの時期は桜からツツジへと装いを替えていくのだが、それは方角で言…

鳥海山を飲む

秋田では花冷えというよりただの「冷える」日が続いている。5月に入ったというのに今日も冷たい雨だ。もうちょっとで八十八夜だし立夏だ。そうなれば初夏ですよ。こんなでは田植えだってなかなかできないだろう。困ったものである。そこで微力ながらも天候…

鳥海山を見るとき

かつて、長野県のある高校の校長で「常念校長」とあだ名された人物がいたという。全校集会の度に生徒の前で発するのはただ一言「常念を見よ」。そして講堂から望む常念岳をぴたりと指差し降壇する。しかし、それだけで生徒たちは何事かを感じた。秋田県沿岸…