長谷川家の猫「タロー」くん、至福の時である。 長谷川潾二郎の作品は小品が多く、しかも非常に遅筆であったという。目の前の対象を、部分からじっくりと一筆ずつ確かめながら描くためなかなか完成しなかった。中でもこの『猫』は特別に時間がかかっている…
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